たす、ひく、かける、わる。
学校で習う演算の記号と、プログラミングで使う記号は少し違います。
演算の記号
たす(+)とひく(ー)は同じです。
でも、かける(×)は(*)と書きます。
わる(÷)は、( / )と書きます。
例を見てみましょう。
たし算
枠で囲んだ部分が たし算のプログラミングです。
ランダムな数字を自動的にaとbに入れて、a+b=答え とします。
ネコがたし算の式「4+2は?」と聞きます。
下の回答欄に答えを入れてenter(エンター)キーを押すか、右側のチェックマークのボタンをクリックします。
答えが合っていれば、「だいせいかい!」と言います。
もし間違えると・・・
青ざめてこけたネコに「なんでやねーん」と言われてしまいます。
こんな演算のゲームを作ってみました。
これを、ひく・かける・わる の式に変えて見てみましょう。
ひき算
たし算の a+b=答え のブロックを、引き算の a-b=答え に変えます。
実行すると、引き算の問題を出してくれます。
正解の答えを入れてみます。
だいせいかい!と言われたので、ちゃんと引き算の演算ができたことがわかりました。
次は、かけ算にしてみましょう。
かけ算
かけ算の式は、2×3=6 と書きますが、プログラミングでは 2 * 3=6 と書きます。
枠の中を見てください。
ネコに問題を言わせる部分は、「a × bは?」となっていますね。これはセリフなので、みんなが見てわかるように かける(×)の方を書きます。
その下の もし a * b = 答えなら という部分は、実際にプログラムが計算するところなので、(×)ではなく(*)を使っていますね。
では、わり算にしてみましょう。
わり算
かけ算と同じように、ネコのセリフの部分には ÷ を書いています。
その下のブロックを見てください。
(÷)ではなく、( / )になっていますね。
10÷2=5 という計算式は、プログラミングでは 10 / 2=5 と書きます。
かける(*)と わる( / )の記号を覚えておきましょう!
それにしても、どうして同じ記号を使わないんでしょうね。
学校で間違えてプログラミングの式を書かないようにきをつけてくださいね。
先生が
ってなっちゃいますよ!
よかったらみなさんも作ってみてくださいね。