プログラミング学習で身に付く「論理的思考力」のメリット

  • 2018.06.13

プログラミング学習の学習効果・メリットとしてよくあげられる論理的思考力が身に付くということ。

2020年の小学校でのプログラミング必修化も、端的にいえばこの論理的思考力を身に付けるために行われるといえます。

今日はこの「論理的思考力」のメリットについて書いていきたいと思います。

論理に基づいて思考する能力(の高さ)という意味で用いられる表現。道理や筋道に則って思考を巡らせて結論を導いたり、あるいは、複雑な事柄を分かりやすく説明したりできる能力として主に捉えられる。英語の logical thinking(ロジカルシンキング)の訳語としても用いられる。
論理的思考力とは – 日本語表現辞典 Weblio辞書

まず最初に論理的思考力とは何かということですが「物事の筋道を整理し、矛盾なく結論を導き出せる能力」のことです。
物事を分析し、得られた根拠からできるだけシンプルに結論を出せるようになることで、よりよく考えたり他人に伝えたりすることができるようになります。

プログラミングするということは、コンピュータに対しプログラミング言語などを用いて論理的な命令を与え作業させることです。
子ども達はコンピュータへのプログラミングを使った命令の仕方を学び経験することを通じて、自らの思考を論理的に整理して考えたり人に話すことができるようになります。
つまりコンピュータという論理的なモノと触れ合うことで、他分野でもコンピュータに触れ合うときと同じような論理的なアプローチができるようになろう、というわけです。
これがプログラミング学習=論理的思考力が身に付くといわれる根拠です。

論理的思考ができるようになると、物事に対してより洗練された考え方をすることができるようになります。
ひとつの課題に対し複数のアプローチを導き出すことができるようになったり、与えられた課題に対して条件をふまえた上での最善策にたどり着きやすくなります。

登山に例えるとわかりやすいかもしれません。

はじめて登山をしようとしたとき、何も準備せずただなんとなく目の前の登山道をいきなり登り始めるよりも、頂上への登山道をいくつか調べてその登山道に最適な準備をしてから登ったほうが登山の成功率は高まるのは必然です。

何の準備もせずに頂上にたどり着くこともあるかもしれません。しかし何の計画性も持たず感覚的に行われた行為は検証が難しく、再現性に乏しいのが欠点。感覚的に登り始めて登頂に成功しても「まぐれ」や「偶然」にすぎないのです。
一度きりの登山や低い山ならば良いのですが、この誤った成功体験を繰り返してしまうと、いつか高い山に挑戦したときに事故に遭ってしまう可能性が高くなります。

準備をしっかりした場合は、成功した場合はもちろん、例え失敗したとしてもその理由が明確です。
理由が明確であれば、他の登山への応用ができます。いつか高い山に挑戦するときも、これまでの経験から準備を怠らずしっかりした装備で向かうので事故の可能性を小さく抑えることができるようになります。

登山をビジネスや日常生活に置き換えてみてください。
たったひとつの「考え方」の違いから、大きな結果の違いが生まれる可能性があるということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

論理的思考力は、人間関係を円滑にするためのコミュニケーション能力であるともいえます。

先程の登山の例で、なんとなく目の前の道を行こうという人と、比較検討や準備を怠らず慎重に道を選んだ人。
あなたならどちらの人について行きたいと思いますか?きっと後者ではないでしょうか。

これはなぜなのか。それは論理的思考によって導き出された結論には人を説得する力、つまり「説得力」があるのです。

個人が直感的に導き出した結論は、同じ直感を持つ人に熱烈に支持されます。
しかし直感が合わない人からはまったく支持されず、最悪の場合は嫌悪感すら感じさせてしまうかもしれません。

論理的に導き出された結論は、相手にも論理的に思考することを促し理解を求めます。
「論理」という多くの人に共通しやすいものに則っているため、参加する者に良い意味での妥協を促し意見をまとめ、人間関係に調和をもたらします。

少々極論じみた比較ではありましたが、論理的思考のメリットについて書いてみました。
論理的思考のメリットを論理的に説明したつもりではありますが、悪い例になってなければ良いのですが。

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