
子どもにプログラミングを学習させたい。
そう思ったときに気になるのがプログラミング学習をはじめるのに「必要なもの」。
プログラミングの経験がないと、何が必要になるのかわかりませんよね。
結論からいうと小・中学生向けのプログラミング学習では「パソコン、教材、先生」の3つの中から2つがあれば大丈夫です。
今回は「パソコン、教材、先生」の必要性について、そして次回は3項目の掛け合わせ(組み合わせ)について、と2回に分けて記事を書いていきたいと思います。
※今回は義務教育のプログラミング教育のことではなく、個人がプログラミングを学ばせたい場合は、という前提です。
パソコンの必要性
プログラミング学習といえば真っ先に思い浮かぶのがパソコンです。
本格的なプログラミングを学ばせたいと思われているのなら、パソコンは必須といえます。
「パソコンは高い」という印象をお持ちでしょうか。
実はプログラミングを学ぶために必要なパソコンのスペックはそう高いものである必要はありません。
子ども向けのプログラミング学習ソフトとして有名な「Scratch」で学習することを前提とした場合、4,5年前のパソコンでも十分です。
現在、売られているものであれば5万円くらいのモノで大丈夫です。ただ、値段を優先しすぎて「ネットブック」とカテゴライズされるような低スペックのパソコンを買うと、プログラミング学習以前にパソコンの動作が重くて大変です。
パソコンのOSについてはWindows、Mac、Linuxのどれでも大丈夫です。
インターネットを閲覧するためのWebブラウザさえあれば、OSに関係なくプログラミング学習ができます。
インターネットを使わないプログラミング学習ソフトもあります。ScratchにはWebブラウザから使うオンライン版のほか、オフラインエディターというインターネットを使わないソフトが用意されています。
ただ、本格的にプログラミングを学んでいくのであれば、プログラミング上の疑問や課題を検索エンジンで調べて解決していくというフローを身に付けることがとても大切です。
できるのであればインターネットが使える環境を整えてあげるのがベストです。
教材の必要性
小・中学生のプログラミング学習において教材の果たす役割は大きいです。
大人がプログラミングを学ぶ場合は、特別な教材がなくてもインターネットで調べてどんどん学んでいくことができます。
しかし、パソコン自体に不慣れな子ども達には、プログラミング学習をしっかりナビゲートしてくれる教材が必要です。
教材には、先述したパソコン上で使うScratchのような学習ソフトのほか、ロボットなどの組み立てを通じてプログラミングの基礎を学ぶ教材などがあります。
子ども向けのプログラミング学習を扱った書籍もたくさん発売されています。
学習の目的によって使う教材は異なりますが、プログラミングの概念や基礎学習だけでなく、しっかりとプログラミングを身に付けさせたいという場合は、最初からパソコン上で使う学習ソフトで学ばれるのがよろしいかと思います。
パソコン上の学習ソフトはに無料で使えるものがいくつかあります。まずはお金をかけずにそれらをお試しになってみてください。
教材はたくさんありますが、私のオススメはProgra!という教材です。
この教材はScratchを使ったゲームやアニメーションなどの作品作りを学ぶ動画教材で、子どもたちが知識経験ゼロからでも楽しみながらプログラミングを学んでいくことができる教材です。
カリキュラムはジュニア・プログラミング検定に対応しています。検定を受けられる方も、そうでない方も、体系的なプログラミング学習をすることができます。
先生の必要性
小・中学生のプログラミング学習において、先生の必要性はとても高いです。
子供ひとりひとりの能力に合わせた指導や、子どもの曖昧な質問に柔軟に対応できるのは先生ならではといえます。
プログラミング以外の国語算数理科社会のような科目であれば、子供に自習形式で学習させて、わからないところを保護者が教えることもできます。
しかしプログラミングは、保護者が学ぶ機会がなかったため、子供に教えることができません。
となるとプログラミングがわかる大人、つまりプログラミングを教えられる先生が必要になる、というわけです。
先生から学ぼうとすると、プログラミング教室に通学するのが最も早いです。
しかしプログラミング教室の数はまだ少なく、身近にプログラミング教室がないことも多いです。
大人向けプログラミング学習ではオンライン学習サービスもいくつかありますが、子供向けサービスはあまりありません。
小・中学生のプログラミング学習において、先生の必要性は高いにも関わらず、場所によっては先生から教えを請うのが難しいのが現状です。
今回はプログラミング学習に必要な、パソコン、教材、先生、の必要性について書いてみました。
この3項目はそれぞれプログラミング学習に必要なものです。
しかし場合によっては、条件が合わず何かを諦めざるを得ない場合もあるかもしれません。
次回は冒頭にも書いたように、やむなくこの3つのうち何かを諦めざるを得ない場合のプログラミング学習について書いてみたいと思います。