能動的に学ぶ新しい学習方法!アクティブラーニングとは何か

  • 2018.06.19

昨今、教育現場でよくきかれる「アクティブラーニング」という学習方法。

生徒が能動的に学ぶアクティブラーニングは、プログラミング学習とも相性の良い考え方です。

今回は、アクティブラーニングとは何か、について書いていきたいと思います。

アクティブラーニングとは

アクティブラーニングとは「生徒が自ら能動的に学んでいく学習方法」のことです。

アクティブラーニングのきっかけは、2012年8月28日付けの中教審答申(文部科学省中央教育審議会)です。

従来のような知識の伝達・注入を中心とした授業から、教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋琢磨し、相互に刺激を与えながら知的に成長する場を創り、学生が主体的に問題を発見し解を見いだしていく能動的学修(アクティブ・ラーニング)への転換が必要である
新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~(答申):文部科学省

アクティブラーニングは、元々は大学における学習方法についてのものでした。そこから、高校生、中学生、小学生へと派生していきました。

大学は「自学自習の場」といわれます。自学自習は自分以外の他者がいなくても成立するのに対し、アクティブラーニングは教師や他の生徒との関わりの中で、一緒になって学んでいこう、という点で異なります。

また、Wikipediaには以下のように記載されています。

技術や社会環境が急激に変化し、教育機関で学んだ内容がすぐに陳腐化してしまう現代の知識基盤社会において、将来にわたって必要なスキルを身につけさせる学習法として注目され、国内外で様々なアクティブ・ラーニングが実施されている。その多くは発見学習、問題解決学習(課題解決型学習)、体験学習、調査学習、グループディスカッション、ディベート、グループワーク等を有効に取り入れており、このような授業はアクティブラーニング型授業とよばれている。グループワークのうち、タスクフォースやチューターを加えずに学習者同士での自習を指した、SDL(self-directed learning)とう用語も用いられる。
アクティブ・ラーニング – Wikipedia

これまでは先生が講師として一方的に知識を教える受動的な座学形式の授業が一般的でした。

アクティブラーニングでは、生徒が能動的にグループワークで議論したり、フィールドワークで体験学習をする中で知識を身に付けていきます。先生は基本的に教えるということをしません。先生はあくまで進行役のような立場であり、生徒が主体的に学ぶ手助けをします。

アクティブラーニングは授業中だけの考え方ではありません。
学校によっては、チャイムを鳴らさない、校則を作らない、などの施策で生徒の自律心を育んでいる事例もあるそうです。

学びの現場である学校において、総合的な施策で生徒に能動的な学習姿勢を身に付けさせること。それがアクティブラーニングの考え方といえそうです。

アクティブラーニングの背景

アクティブラーニングが教育現場に求められるようになった背景には、社会環境の変化があります。

これまでは高品質で高性能なものを作れば競争に勝てる時代でした。
先人たちの知見を踏襲し、さらなる効率化などが求められました。

IT化が進んだ現代は、以前とは比べものにならない速さと複雑さをもって物事が進行します。
高品質・高性能だけでは競争に勝てなくなり、製品や技術に新しいアイディアやイノベーションが求められるようになりました。

このような社会環境の変化に対応できる人材を育てるための学習手法が、アクティブ・ラーニングというわけです。

アクティブラーニングのメリット

自主性・主体性が身に付く

これからの時代のビジネスパーソンは、待っているだけではなく、自ら主体的に課題や問題を見つける創造性と、課題解決のための行動力が求められます。

アクティブラーニングでは、積極的にグループワークやフィールドワークを行い、自らが感じた疑問を課題として設定し、解決のための方策を議論することで、自主性や主体性を育みます。

知識が定着しやすくなり活用力が身に付く

これまでの先生による一方通行な座学では、学習の動機が生徒にないため、知識が定着しにくいのが問題でした。

アクティブラーニングでは、生徒自身が疑問や問題意識などから「必要性」を感じて学習するため、知識が定着しやすくなり活用力も身に付きます。

人と協力できるようになる

これまでの教育現場における他人は、成績を競い合う競争相手としての側面が濃厚でした。

アクティブラーニングでは、グループワークを通じて共に課題を発見し解決する中で、他人と「競争」するのではなく「協力」することを覚えます。

まとめ

社会の必要性から「何をどう教えるか」から「どう学ぶか」への学習方法の転換の中で見出されたのがアクティブラーニングです。

会社は学校とは違うとよくいわれますが、この差をアクティブラーニングによってどれだけ埋めることができるのか注目したいところです。

これからの時代は「何をどう教えるか」といった従来の授業はビデオ学習で代替できます。場所や時間を問わず、先生の授業をわかるまで何度も見返せるビデオ学習のほうが、優れた学び方といえるのではないでしょうか。

アクティブラーニングは、学校という場に集まって学習することの意義を再定義するものなのかもしれませんね。

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