小・中学生のプログラミング学習にタイピングは必要か

  • 2018.06.14

小・中学生向けのプログラミング教室を運営していてよく質問されるのがタイピングの問題。

アルファベットとローマ字を理解し、正しい指使いでキーを打つ。
社会人になると毎日の業務の中で自然にできるようになる人も多いと思いますが、小学校低学年の子にタイピングは難しいものがあります。ローマ字カナ変換表を見ながら小さな手で一生懸命頑張りますが、大人サイズのキーボードを低学年の子が扱うのは大変です。

昨今はスマホやタブレットで事が済むことが多くなりましたので、家にパソコンがないという家庭も珍しくなくなってきました。
タイピングどころか子どもたちがパソコンのキーボードに触れる機会すらなくなっていく一方です。

私たちの運営する「プログラミング教室 フーコ」では、Scratchでのプログラミング学習と同時にタイピングの練習をしています。
私たちはScratchでのビジュアルプログラミングの先に、本格的なプログラミング言語のコーディングをする学習を見据えているからです。
本格的なプログラミング言語を扱うにはタイピングは必須です。一本指打法では限界があります。

逆にいえばコーディングをするような言語を扱わないのであれば、タイピングができる必要はありません。

小・中学生のプログラミング学習でよく使われている「Scratch」という学習言語はタイピングができなくても使えます。ローマ字カナ変換表を用いた最低限のキータイプができればそれで良いのです。
Scratchでのキータイプが必要になるのは、ほぼ数値と名前決めの時だけ。基本的には数文字程度しか打つ必要がはありませんので、ブラインドタッチをするようなタイピングはまったく必要ありません。

本格的なプログラミング言語を使った学習を行わないのであればタイピングができなくても大丈夫。
ただ、プログラミング教室によっては、パソコン操作やタイピングができることを条件としている場合もありますので、確認してから申し込むようにしましょう。

さぁ、プログラミング学習 を はじめましょう!※ ご質問・ご相談はお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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