プログラミング教育の目的・ねらい「プログラミング的思考を身につける」とは「考え方」を学ぶこと

  • 2018.06.11

プログラミング的思考を身に付ける。

2017年3月に発表された新小学校学習指導要領には、2020年からの小学校のプログラミング教育必修化の目的・ねらいがこう記されています。

プログラミング的思考。いったいどういう意味?と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
私もプログラミング的思考という言葉をうまく理解できずにいました。

しかし、たまたま目にしたAppleの創業者の故スティーブ・ジョブズの言葉で「プログラミング的思考」が一気に理解できるようになりました。

この国の全ての人が、プログラミングができるようにならなければいけない。

なぜなら、”考え方”がわかるようになるからだ。ロースクールに行くようなものだよ。
全員が弁護士になるべきだとは言わないけれど、現実にロースクールに通うことは人生に役立つはずだ。

一定の方法で物事の考え方を学べるからね
9人の成功者が語る!プログラミングの重要性・必要性とは

ここで重要なのはスティーブ・ジョブズは「プログラミングができるようになれ」と語っているのであって「プログラマーになれ」といっているわけではない点です。

そしてプログラミングを身に付ける理由を「考え方」がわかるようになるから、と説きます。
つまり使うためではなくプログラミングを身に付けることで同時に身につく「考え方」のために学べ、というのです。

まさにこれは「コンピューターの扱い方などを通じてプログラミング的思考を身につける」というプログラミング教育必修化のねらいに通じる部分です。

未来のプログラマーが足りないからプログラミングを学んでプログラマーを増やそう、といっているわけではなく、どんな職業でも普遍的に役立つスキルである「考え方」を小学生のうちから子ども達に身に付けさせようというわけです。

ここでいわれる「考え方」とは論理的思考力のことだと思われます。
昔からプログラミングは論理的思考力を身に付けるのに最適な「教材」であることはよくいわれていました。
コンピュータに代表される論理的な「モノ」は今後もどんどん増えていきます。
それらを開発したり制御していかなければならない子ども達には、論理的思考力が不可欠ということなのでしょう。

ただ、スティーブ・ジョブズとプログラミング教育のねらいにはひとつの大きな違いがあります。
それはプログラミングができるようになるべきかどうかという点です。

スティーブ・ジョブズはプログラミングができるようになるべき、と主張します。
彼はプログラミングができるようになることで考え方が身につくといいます。

対してプログラミング教育では必ずしもプログラミングができるように、とはいっていません。プログラミングの概念理解などを通じて考え方を学ぶとしています。

自由に発言できるスティーブ・ジョブズと、色んな制約下で行われている公教育を比べるのは意地悪な気もしますが、「考え方」を学ぶためにプログラミングができるようになる必要があるかないのか。

あなたがこれまでの人生で身に付けた「考え方」が支持するのは、どちらでしょうか。

さぁ、プログラミング学習 を はじめましょう!※ ご質問・ご相談はお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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